認定特定非営利活動法人ファミリーハウス

Let's Study

Vol.62 コロナ禍の感染対策

2023.01.10

Let's study

私たちが知っておきたい知識を専門家から学ぶこのコーナー。

感染症看護専門看護師の立場から、「新型コロナウイルス」について伺います。

新型コロナウイルスの蔓延から3年が経過しました。私たちは新型コロナウイルスに対して治療薬やワクチン接種を駆使し対峙していますが、敵は変異を繰り返し対抗してきます。ただ、新型コロナウイルスは変異を繰り返しながらも、感染経路については変わっていません。感染経路は飛沫感染、接触感染、そして一部エアロゾル感染と難しい言葉が並びますが、新型コロナウイルスが健康な皮膚や髪の毛から侵入する事はなく、目、鼻、口から侵入したウイルスが粘膜を通して細胞内に侵入します。要は目、鼻、口から侵入することを防ぐことが感染対策において非常に重要です。目、鼻、口からの侵入を防ぐ方法を振り返ってみましょう。

鼻、口からの侵入を防ぐためにはマスクによる防御、そして飲食前の手洗いが必要です。マスクは不織布が特に有効であり、かつ、鼻と口をしっかり覆う必要があります。マスク横に隙間があると、そこから新型コロナウイルスの侵入を許してしまいます。飲食など口の中に菌が侵入する可能性がある時は、侵入させないための手洗いが重要です。ごはんやおやつの時には、手洗いする習慣を改めて身につけましょう。

眼からの感染を防ぐには、相手側のマスク装着が求められます。日常生活で目を閉じていることは不可能ですし、ゴーグルなど目を常時保護している人などいません。コロナ禍になり、隙間の少ない花粉症対策眼鏡が売れるようになったといいます。マスクは自分を守るというより相手を思いやる気持ちだと思います。

目、鼻、口を守りコロナ禍を乗り切りましょう。

国立がん研究センター中央病院

感染症看護専門看護師

櫻田直也

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